生写真保護にスリーブ選んでみる?

生写真用スリーブスリーブ

 生写真のコレクション保護には欠かせないスリーブですが、今や当店のような専門店から、身近な100円ショップまで、さまざまな種類が発売されている状況となっています。

 そんな中でどれを選べばいいのか迷ってしまうという方への参考になるように、でらなんなん特性生写真用スリーブと他社製品との違いを、できるだけ客観視できるように比較してみました。

 

 でらなん
90mm
でらなん
91mm
専門店 #30専門店 #40100円ショップ 93mm100円ショップ 94mm100円ショップ 100mm
厚み (mm)0.040.030.040.030.050.04
表記サイズ90×13091×13091×12893×12794×128100×151
実測サイズ 
90.0×130.091.0×130.091.3×128.092.0×128.593×126.894.2×128.5101.0×148.8
90.2×130.091.0×129.891.5×128.291.5×128.093×126.894.5×128.5100.7×149.0
90.2×130.091.0×130.091.5×128.092.0×128.093×126.894.0×128.5100.7×149.0
入り数(枚)1003035
価格(円)250150200110
1枚
あたり
単価(円)
2.51.523.73.2
透明度比較
10枚
20枚
30枚
0.24mm
3枚

3枚

4枚

3枚

4枚
2枚 0.20mm
3枚
0.48mm
6枚

6枚

8枚

6枚

8枚

5枚 0.50mm

6枚
0.72mm
9枚

9枚

12枚

9枚

12枚

7枚 0.70mm

9枚
0.96mm
12枚

12枚

16枚

12枚

16枚

10枚 1.00mm

12枚
包装保護袋のみ保護袋のみラベル貼付ラベル貼付専用パッケージ専用パッケージ専用パッケージ
入手先店舗店頭・通販店舗店頭・通販店舗店頭店舗店頭全国店舗店頭全国店舗店頭全国店舗店頭

 

 各社共通しているのは、ポリプロピレンを素材としています。当社や一部商品はOPPと呼ばれる透明度が高く、伸張の少ない強度のある2軸延伸ポリプロピレンフィルムを使用しています。
 厚みは0.03mm~0.05mmが中心となっています。
 サイズは様々ですが、何度も出し入れをする用途には横幅が広いものほど使いやすいかと思います。逆に一度入れたら取り出すことなく保管をするとか、スリーブに入れたものをさらにアルバム、ファイルなどに収納をする事等を考慮するなら、横幅91mm以下のぴったりサイズと呼ばれるものがおすすめとなります。

 

 

【商品サイズ】

 商品サイズに関しては、パッケージ内の一番外側それぞれの2枚と中央部から1枚を抜き出して実測してみました。

 表記と実測値が大きく異なるものはなく、マチを含んだ表記や内寸の表記であったりと差異はありますが、写真収納にはどれも問題ないかと思われます。
 抜き出した実測値にばらつきのみられるものもありますが、いずれも横幅側に関しては広くなるズレのため写真が収納できなくなるようなことはなさそうです。
 長辺側に関しては、L判サイズの規格サイズが127mmであることを考えると、長さが不足していたり、もとより端までのマージンが小さく、ほこりやゴミが侵入しやすくなっており、写真の保護、保管という観点からは長期使用を控えたほうがよさそうなものも散見されます。

 

 

【透明度】

 各商品の透明度の違いを見てもらえるように、出来るだけ同一の条件で写真を撮影しています。
 複数枚を重ねた状態で、下の絵柄がどの程度視認できるかで判断してください。

 主に10枚毎の枚数による比較と、素材の厚みをそろえた場合の比較ができるようにしてあります。

 

 結果としては同一素材でもあるので、各商品の透明度としての差異は解り辛いかと思います。むしろ商品個々の製造時の加工精度によって、表面に波うち等が発生することによる光の乱反射によって差異が現れてくるようです。

 

 

【手触り】

 ここまで記載しておいてなんですが、最も明確な違いがみられるのが各商品の手触りです(^_^;)

 最も主観の入りやすい部分でもありますので、ここでは概要のみ記させていただきます。
 まず、厚みによる違いはかなり明確に表れます。
 0.01mmの違いで、薄いものだとペラペラとした印象から、厚みを増すと硬質感が増して簡単にはシワが入りづらくなっていくように感じられます。
 また、同一の厚みでも商品によって柔らかさや指先への引っ掛かりが異なり、実際に比較してみないと好みの手触りのものは見つけられないかと思われます。
 それぞれに手触りが異なってはいますが、どれも商品の外側と、写真の触れる内側とでは、内側がサラッとした印象で、外側が指に付きやすく開閉しやすくなっています。

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